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株式会社JIMゲイナー様「炊き出しレポート」最終回

今回は4回目の掲載です。
詳しくは前回の記事をご覧になってみて下さい。


炊き出しレポート:最終回

4週目(4月16、17日)
この週で当初の予定通りひとまず終了になります。
最後も行き先は同じく石巻市北上町。避難所は前回よりも増え、北上中、はまぎく、長観寺、小室大室、小泊、相川子育て支援センター、大指林業センター、小滝公民館の9箇所。

今回も本当に沢山の支援物資が集まり、工場での炊き出し準備の応援にも十名以上駆けつけて頂きました。
皆さん仕事も家事もある方ばかりです。
次の日も各々の仕事があるにもかかわらず、夜の12時近くまで手伝って頂いて本当に感謝です。

メニューを決める時に少し変わったものを作るか、それとも簡単な汁物にするか皆で意見を出し合いました。
普通に考えると簡単で栄養価も高い汁物ですが、避難所の方に違ったものを食べさせてあげたいという思いと被災者の方からの意見も聞き、ミートスパゲティーにしました。

日曜朝最後の炊き出しを持って別れの挨拶をすると涙を流して感謝されました。
あまり「頑張って」という言葉は使わないほうが良いと聞いていましたが、もう暫くは来れない事と、あとは一日でも早く復興する事を祈るだけなので、最後は「頑張ってください」としか言えませんでした。

前週支援物資を蓄える本部の倉庫は既に容量を越えていたと思ったら、この週にはものすごく巨大なテントが建てられていたことにびっくりしました。
その規模はサッカーコートを少し小さくしたくらいのテントで、既に半分くらいは物資で埋め尽くされておりました。
結構沢山あるという印象でしたが、それらの物資は以前からあったものを移動しただけで、その時欲しい物はなかなか直ぐに来ないようです。

我々も3週目に聞いていた物を中心に集めてきたのでその迅速さに本部の方はとても驚かれました。
やはり民間は何も制約なく行動に移せる点では官より優れているという印象です。

4週目の瓦礫撤去状態は3週目よりかなり進んでおり、大きな重機さえ入れるようになれば撤去は早いという印象でした。
ただ、行方不明者の捜索もありますから、重機ばかり使えないのも現状のようでした。とは言え自衛隊の方々の仕事ぶりは凄いです。
北上中はこの頃電気は回復しておりましたが、水道が未だでした。
本部曰く水道を通す事は出来るが、下水が回復していないから水を通せないとの事。
まだまだ問題は山済みでした。

株式会社JIMゲイナー様「炊き出しレポート」最終回

<炊き出し量集計>
土曜昼ミートスパゲティ1,000食、土曜夜カレーライス250食(北上中のみ)、日曜朝とん汁&ご飯1,00食

株式会社JIMゲイナー様「炊き出しレポート」最終回

総括
今回の活動に対して当初懸念していたのは、みんな始めの頃は支援物資を持って来て頂けているが、正直4週も続くのかなという不安がありました。徐々に尻すぼみになるのではないかと。
しかしいい意味で裏切られ、人が人を誘い、また別の人に呼びかけて頂き、どんどん支援物資が増えて行きました。
今回の活動を通して、ただ炊き出しに行くのではなく、そこに行く私たちを支えてくれる仲間がいて、人の温かみを感じながら炊き出し出来ました。
現地の方もお腹が減っていても順を争うわけでもなく、整然と並ばれる姿など、日本人の秩序正しさが現れており、みんな家が無くなって悔しいのに頑張るしかないという姿は心撃たれました。
この気持ちがある限り、必ず日本はまた元に戻れると確信し、またそうなるよう我々も引き続き自分のできる範囲で支援していかなければなりません。
今回物資を支援していださった皆様にはこの場を借りて深く感謝申し上げます。
そして現地での炊き出しを手伝って頂いた方や、鈴鹿での仕分け作業、野菜の皮むきなど夜遅くまで手伝って頂いた方に心よりお礼申し上げます。
更には今回の我々の活動にあたってご支援して頂いた会社関係者様、同業者様、個人様にも改めまして篤く御礼申し上げます。
そしてまた炊き出しや支援物資配達に行くときはご協力していただければ幸いです。
この度は本当にありがとうございました。
2011年6月14日
報告 株式会社JIMゲイナー 土井崇

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